熱中症にご注意を
2018/08/26リニューアルしたホームページをご覧いただきありがとうございます。
ワイズフィールド成城から今回は佐藤が担当させていただきます。
今年は全国各地で過去類を見ないほどの暑さが続いています。
夏休みが終わろうという8月下旬でもまだ気温30度を超える日ばかりですね。
夏と言えば7月末にはインターハイ、8月には甲子園…と各種目で今年も熱闘が行われました。負けはしましたが、甲子園での金足農業高校の試合の記憶は新しいのではないでしょうか。
試合の一方、僕たちトレーナーの中では、今年の異常気象で最も気を張っていたのは「熱中症」についてです。
熱中症と一言でいっても軽いものから重度のものまで、凡そ3段階に分けられます。
軽度のものでは、めまいや立ち眩み、筋肉の硬直や痙攣(こむら返り)などが起こります。中程度では、頭痛、吐き気、倦怠感、集中力・判断力の低下が起こります。この症状が見られたら病院への受診をお勧めします。
重症になると意識障害や発汗の停止、そして体温調整機能の破綻による高熱などが起こります。いわゆる熱射病と言われる状態です。一刻も早く医療機関への搬送が必要な状態です。
このように症状によって対応の仕方も異なる部分があります。
熱中症が疑われた際にはまずは、現在行っている活動をやめ、涼しい場所、太陽の光が当たらない場所で休むことが一番です。
もちろん水分補給も欠かしてはいけません。水だけですと、汗から発散されるミネラルや塩分を補えないため、薄めたスポーツドリンクがお勧めです。
最近の熱中症への対応策としては、脇や鼠径部を氷で冷やすほかに、手や足を冷やすという方法が出て来ています。
また、ポカリスエットからはアイスラリーというフローズンともスムージーともとれる状態の新しい熱中症予防飲料も出ております。
僕自身、社会人になってからは幸いなことにスポーツの現場で重度の熱中症には出会っておりません。
ただ学生時代には、トレーナーが自分のみの環境で生徒が倒れるという状況も経験しました。
現場で起こることは本とは違い慌ててしまう部分もその頃はありました。大事には至らなかったことが幸いでした。
その頃から、トレーナーとして熱中症に限らず、迅速でかつより効果の出る対応法というのは常に模索しなければいけないと思っております。情報は常にグレードアップしており置いていかれないようにするだけでも一苦労です。
ただ知識を増やすことで誰かのほんの些細な部分でも手助けを出来ればと私は考えております。
どのタイミングで使われるかは分かりませんがいざという時のため、精進しないといけないですね。
僕たちトレーナーはこのような情報について皆様へなるべく分かりやすくお伝えし、日常でももしもの場面に出会ったら実践して頂けると嬉しい限りです。
そんなこともあり今回は熱中症についてご紹介、記載をさせて頂きました。
気象庁の予報だと、まだまだ暑い日は続いていくようです。
くれぐれも体調には気を付けてお過ごしください。
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